配信中に効果音を鳴らすとき。

ゲームの画面から手を離して
別のウィンドウを探して
ボタンを押して
また戻る。

その数秒で、だいたい一番おいしい瞬間が過ぎています。

キー1つで鳴らす。前にゲームがあっても

というわけで作りました。
SoundPunch(サウンドパンチ) です。

効果音やBGMをパッドに並べて、キー1つで鳴らすソフトです。

いわゆるポン出しですね。

パッドの画面。音のファイルを落とすだけで並びます
パッドの画面。音のファイルを落とすだけで並びます

使い方は3つだけです。

  1. 音のファイルをパッドへドラッグする
  2. パッドごとにキーを決める
  3. 押す

ゲームやブラウザ、配信ソフトが前にあっても鳴ります。

音を探しに行かなくていい。これがやりたかったことの全部です。

鳴らし方は、場面に合わせて

効果音とBGMでは、ほしい鳴り方が違います。

なので、ここは細かく選べるようにしました。

  • 単音 … 新しい音を鳴らすと、前の音は止まる
  • 重ねる … いくつでも同時に鳴る
  • クロスフェード … 前の音が消えながら、次の音に入れ替わる

パッドごとにも
「押すたびに頭から」「押している間だけ」などを決められます。

パッドの下には くり返し・フェード・ミュート のボタンがあって
その場で切り替えられます。

音量は、パッドの上でホイールを回すだけ。

BGMが流れている間に効果音を鳴らすと
BGMを自動で下げることもできます。

チャットを打ったら、パッドが鳴った問題

作っていていちばん悩んだのが、ここでした。

「どの画面が前でもキーで鳴る」というのは、裏を返すと
そのキーを、PC全体から借りているということです。

たとえば Space に効果音を割り当てると
チャットでスペースを打つたびに、音が鳴ってしまいます。

そこで 「上演開始」 というボタンを付けました。

  • 上演中 … ゲームや配信ソフトが前にあっても、キーで鳴る
  • 上演していないとき … キーは SoundPunch の画面が前のときだけ。ほかのソフトでは普通に文字が打てる

配信を始めるときに押して、終わったらもう一度押す。

ScrollLock キーでも切り替えられます。

ただし 「全部止める」と「全部フェードアウト」
この2つだけは、いつでも効きます。

事故ったときの非常ボタンなので。Pause キーです。

声劇のための「キューリスト」

ここからは、声劇の現場から来た話です。

声劇の音響は、効果音が台本の順番どおりに並びます。
多いと200個を超えます。

パッドに200個並べても、どれが次かは分かりません。

なので、もう1つの画面を作りました。キューリストです。

キューリストの画面。次に鳴らす音と、そのきっかけが大きく出ます
キューリストの画面。次に鳴らす音と、そのきっかけが大きく出ます

音を台本の順に並べておいて、GO を押すたびに次の音を鳴らします。

勝手に次へは進みません。

鳴らすタイミングは、演者さんの呼吸に合わせて人が決めるものなので。

  • 送りすぎたら「1つ戻す」
  • 途中から再開するなら、行をダブルクリック
  • 「きっかけ」に台詞を書いておけば、次の音と一緒に大きく出る
  • GO の連打で1つ飛ばさないよう、少しだけ間を置く

キューリストは台本ごとに保存できます。

オーディオまわりの邪魔をしない

配信をしている人のPCには
たいていオーディオインターフェースやDAWが入っています。

こういうソフトが機材を横取りすると、配信の音が全部止まります。

なので SoundPunch は
Windows標準の出し方だけで鳴らします。

ASIO は読み込みませんし、機材を独り占めするモードも使いません。

OBSでは「デスクトップ音声」にそのまま乗ります。

SoundPunch だけ別の音量にしたいときは
OBSの「アプリケーション音声キャプチャ」で
SoundPunch.exe を選んでください。

準備中の試し聴きは、ヘッドホンなど別の出力に分けられます。
配信には乗りません。

SoundShelf を使っている人へ

SoundPunch は
音源管理ソフト SoundShelf の兄弟ソフトです。

SoundShelf が入っていると、そのライブラリを横に出して
名前やタグで探して、そのままパッドへ落とせます。

SoundShelf で決めた試聴の音量も引き継ぎます。

もちろん、SoundShelf が無くても全部の機能が使えます。

できないことも書いておきます

有料なので、正直なところを。

  • マイクに直接送り込む機能(仮想マイク)はありません。 仮想のオーディオドライバが必要になり、上の「邪魔をしない」と両立しないためです。配信にはOBSのデスクトップ音声で乗せてください
  • コード署名をしていません。 初めて開くときに Windows の「PCを保護しました」が出ます。「詳細情報」→「実行」で進めてください
  • 配信の本番で使う前に、一度手元で鳴らしてみてください。 機材の組み合わせは人の数だけあるので

置いてある場所

Windows 10 / 11(64bit)で動きます。
追加のソフトはいりません。

通信もしません(完全ローカル)。管理者権限もいりません。

買い切り ¥3,000、アップデートは無料です。

SoundPunch — 配信・歌枠・声劇の効果音をキー1つで鳴らすポン出しソフト【BOOTH】magnus-tools.booth.pm ↗

いちばんおいしい瞬間に、ちゃんと音が鳴りますように。

更新のお知らせは X(@magnus_app_) でやっています。